彼の友人が
彼の去り際に彼の友人がこんなことを言っているのが聞こえました。
「今の子知り合い?お前にあんな可愛い妹でもいたのかよ?」そう彼に向かっていっているのが聞こえました。
すると彼は「俺の絵を気に行ってくれたみたいで・・・。それで少しだけ出会い話してたんだ。」と言っていました。
私はそれから他に飾られた絵をじっくり時間をかけて眺めていきました。そして出口に着くとアンケート回収BOXと書かれた箱に目が行きました。
そしてそれを見て私は忘れていたアンケートの存在を思い出しました。私はポケットに入れていたアンケート用紙を取り出して、彼の絵の名前を書いて
綺麗に用紙を折りたたんで何かおまじないをかけるかのようにその紙を手のひらの間に挟んでから、アンケート回収BOXにいれました。
それから私はデパートを出ました。デパートを出るといつもの賑やかな世界に引き戻されました。
なんだかとても不思議な気分でした。あの絵との出会いも、彼との出会いも夢の中の出来事だったんじゃないかと思うくらいでした。
でもあの絵と彼のことを思い出すと、私の心臓は少しずつ心拍数を上げていき、絵と彼との出会いが現実に起こったことだということを知らせてくれました。
それから私は近くの公園のベンチに一人で座り、コンビニで買ってきたパンと野菜ジュースを口にしながら、今日の逆援助セレブをゆっくりと噛みしめました。
ひとつひとつのことをしっかり思い出して・・・。特にあの絵と彼のことはしっかりと記憶にやきつけるように・・・。
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2011年12月29日 | コメントは受け付けていません。 |
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